こんにちは!
マスターナビゲーターの木村俊之です。
私は休日に少年野球のコーチとして
活動しています。
先日、子どもたちに打撃指導をしている
二人のコーチを見て、「面白いなぁ」
と感じることがありました。
それはコーチが指導する際に使う
言葉の表現の違いです。
一人のコーチは
「ここをこうすればこうなるから・・・」
と、理論的に言葉で説明をしていました。
もう一人は
「ここにドンと乗って、バンと打つ・・・」
と擬音が多く、感覚的な表現で
説明をしていました。
擬音が多い指導を受けていた選手は
上手く理解できず、戸惑っている
様子でした。
こうした光景を見て
私は、プロ野球で名監督と言われた
長嶋茂雄氏と、野村克也氏を
思い出しました。
長嶋茂雄氏の指導は
「グワーっと引いて、バッ、バッ・・・」
のような、テレビを見ている人が
笑顔になるほどの独特な表現でした。
指導されていた選手は
理解できないといった表情を
していました。
しかし、擬音などを使い
感覚的な表現の方が
分かりやすいと感じる人もいるのです。
「感覚派」タイプの人であれば
その指導は効果的でしっかり理解できます。
このタイプには、イメージができるように
絵などを用いた説明をした方が理解できます。
その一方で、野村克也氏は
理論的な野球をしていたことから
ID野球と称されていました。
野村氏はミーティング時に
・ストライクとボールの組合せの数
・アウトカウントとランナーの数を
組み合わせた種類の数
を選手に質問していたそうです。
この質問をする理由は
その時の状況によって攻撃の方法や
守り方が変わるからです。
例えば
0アウトでランナー3塁の場合
1つのアウトを取ったとしても
1点を相手に与える可能性があります。
それに対し
2アウトでランナーが3塁の場合
アウトが取れれば失点がありません。
このように、少しの違いで
守備の陣形が違ってきます。
攻撃側も、1点を取るために
戦略が変わってきます。
こうした内容を知ることから始まり
言葉で秩序立てて
説明をされていました。
この指導は「理論派」の人であれば
効果的で、しっかりと理解できます。
このように人のタイプによって
分かりやすいと感じる
表現があります。
皆さんは感覚派と理論派の
どちらでしょうか?
丁寧に言葉で教えてもらう方が
理解しやすいと感じる人は
多いかもしれません。
しかし、自分が理解しやすい方法で
説明したとしても、相手が理解しやすい
とは限りません。
この場合、その内容そのものが
悪いわけではありません。
相手とのタイプの違いによって
伝わらないだけということもあります。
自分のタイプはもちろん
相手のタイプはどちらかを
知ることで、コミュニケーションも
取りやすくなります。
まずは、身近な人が
どちらに当てはまるか
考えてみてください。
とはいっても、相手のタイプが
すぐに分からないこともあります。
そんな時、私の場合は
言葉で説明した「マニュアル」と
その内容に合う「絵」での説明が
できるように事前に用意しています。
「何度も説明しているのに
なんで伝わらないんだろう?」
と思ったときにお薦めの方法です。